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【34冊目】『マーケット感覚を身につけよう』 → 市場での実践経験と失敗が重要

マーケット感覚を身につけよう---「これから何が売れるのか?」わかる人になる5つの方法

 

あらゆる分野で市場化が進んでいる

どの分野でも市場化がものすごいスピードで進んでいるという。
その中で必要なのがこの「マーケット感覚」だと著者は言います。
マーケット感覚とは何なのか?それは、
「売れるものに気がつく能力」であり、「価値を認識する能力」だと本書では語られています。
マーケット感覚といわれるとどうしても一部の才能のある人や生まれもったものという感じがしてしてしまいますが、本書によるとそれは違うといいます。
 
本書では、
マーケット感覚とは何かを説明し、
なぜそれが大事なのか理解していただき、
マーケット感覚を身につけるための具体的な方法論を提示すること
を目的としていると書かれてます。
「マーケット感覚を身につけるための具体的な方法論を提示すること」と書かれています。つまり、身につけることができるのです。
本書を読めば、この3つが実際の企業や業界を例に具体的に書かれていて、「マーケット感覚」とは何のか?どのように考えればいいのかということがわかります。
 
 
 

マーケット感覚を身につけるための有効な5つの方法

1 プライシング能力を身につける
2 インセンティブシステムを理解する
3 市場に評価される方法を学ぶ
4 失敗と成功の関係を理解する
5 市場性の高い環境に身を置く
ここに書かれている考え方ができればたしかに「マーケット感覚」は身に付きそうです。
個人的には3の「市場に評価される方法を学ぶ」が興味深かったです。
組織と市場の意思決定方法の違いは、組織が「決めてから→やる」のに対し、市場は「やってみてから→決める」という点にあります。
市場化する社会では、変化も非常に速い。
その中で「決めてから→やる」方式ですと決めているうちにもうその話は古くなってしまったり、「やってみてから→決める」方式の会社に先を越されたりしてしまいます。
今後は間違いなく「やってみてから→決める」方がうまくいくのではないかと思います。やらない限り失敗かどうかもわかりません。
 
 

気になった文章をチェック

 
自分のすぐそばに「価値のあるもの」が存在していても、その価値を認識する力がないと、「自分の周りには何も価値あるものがない」と思えてしまいます。
 

 

論理的な思考方法に加えて「マーケット感覚」を身につけてたら、「もうこれ以上は考えられない」と感じた地点から、、再び思考を進めることが可能になるのです。
 
市場が統合され、市場参加者が大きく変わったとき、ゲームのルールがどう変わったのか。それを見極める力(これもマーケット感覚のひとつです)がないと、市場統合前の地位を維持することさえ、難しくなってしまうのです。
 
自分をどこで売るべきか、自分が高く売れる市場はどれなのか。「一生懸命頑張る!」前に、どの市場で頑張るべきなのかという市場の選択こそ、マーケット感覚を働かせる必要があるのです。
 
これからはあらゆるものが市場型取引に移行し、今よりずっと多くの人が、市場化という現象に巻き込まれます。本章で挙げた例からも、投資やビジネスに縁がない人も含め、すべての人にマーケット感覚は必要なのだということが理解してただけたと思います。
 
市場の状況がどう変わりつつあるのか、アンテナを高くして迅速に感じ取り、それに応じてどう動くべきか、自分自身で判断できるよう、自らのマーケット感覚を鍛える必要があるのです。
他の人に比べて自分は成長が遅いのではないかと思う人の多くは、勉強が足りないのではなく、市場での実践経験が(失敗から学ぶ経験)が足りないのです。
ジャパネットたかたは何を売っているのか?
 
市場は言葉ではなく結果で、厳しいフィードバックを突き付けてくるのです。
 

市場での実践経験と失敗が大事

「とりあえずやってみる→失敗する→市場からフィードバックを得る→それを参考にして、もう一度やってみる」というプロセスをできるだけ何度も繰り返すことが重要なのです。
本書で僕が一番刺激を受けたところです。
なんでもとりあえずやってみる。これはすごく大事なことだと思います。
座学も大事だとはおもいますが、市場での勉強はもっと大事。値がわかるのかわからない。その価値を見つけることができるようマーケット感覚を鍛えていきたいものです。
 

マーケット感覚を身につけることの最大の利点は、それさえ身につければ、変化が恐くなくなるということです。

変化を恐れない人間になるためにも、マーケット感覚を身につけることが重要だと書かれています。
本書を読めばマーケット感覚を身につけることは誰にでもできることだとわかります。
どこに価値が隠れているかわかりません。その価値を見つけることができるようマーケット感覚を鍛えていく必要がありますね。
 

 

目次

はじめに
序 もうひとつの能力
1 市場と価値とマーケット感覚
2 市場化する社会
3 マーケット感覚で変わる世の中の見え方
4 すべては「価値」から始まる
5 マーケット感覚を鍛える5つの方法
終 変わらなければ替えられる
さいごに