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【36冊目】『情報の捨て方 知的生産、私の方法』→忘れたつもりで忘れていない状態がベスト 

情報の「捨て方」  知的生産、私の方法 (角川新書)

情報とどう付き合うか

誰でもいい情報だけを手に入れ、それを活用できればと思うはずです。

ただいい情報だけを手に入れるということは難しい。
しかも、今の時代至るところで情報があふれています。
そのため情報との付き合い方が重要になってきますが、本書にはその方法がたくさん書かれています。

本書の最後の方にこんな文章があります。

時間は限られている一方で、知りたいこと、行ってみたいところ、やってみたいことは無数にあります。そういったことに使う時間を得るには、ムダなことをしている暇はありません。やりたいことをするために、不要なものは情報であれ、人であれ、切り捨てていく勇気を持たなくては、楽しい人生は送れないのです。

 人生は有限です。

無限であればムダもありかもしれませんが、有限の中ではムダなことをするのはもったいないですね。そのためには「捨てる」ことが重要だと言います。
タイトルの通り余計な情報を摂取しない方法も満載です。余計な情報のことを「ダメ情報」といい徹底的にさけることを勧めています。


忘れたつもりで忘れていない状態

いい情報を絶えず取り入れ、そして排出(忘れたり、捨てたり、アウトプットしたりすること)を繰り返すことは、いい筋肉やいい血液を作るのと同じように、情報アンテナを磨いたり、審美眼を鍛えるために欠かせないことなのです。

 

情報を入手し続けることの目的は、得た情報を活用することよりも、むしろ、情報に負けてしまわない基礎体力を作ること、そして、いつか思い出せる教養という名の思い出を蓄積していくことだと言っていいでしょう。


得た情報を忘れてしまっても問題ないと書かれています。
正確には、捨てたつもりで捨てていない状態がベストだといいます。忘れたつもりでも実際には忘れていない状態です。それであれば忘れたつもりでも、何かのきっかけで記憶はよみがえります。
これは僕にも経験があります。例えば、内容そのものではなかったとしてもあの本にそんなようなことが書いてあったななど、その本の内容は忘れていてもそう思い出すことがあります。


身に付けるつもりもなく摂取してきたものは、それを続けるうちに、教養に変わっていると言います。
しかも教養とはいつ役に立つかわからない最強の武器だと言います。
例えば読んだ本の内容を忘れてしまうことなど、情報を忘れてしまうことをそれほど恐れなくてもいいということですね。

 

人生は有限。
このことを意識すれば、「ダメ情報」に関わることがいかに無駄なことかわかります。
本書ではその「ダメ情報」とつきあわない方法が書かれているので参考になります。

また個人的には、特別章の「成毛眞の「情報」個人史」も興味深かったです。

 

 目次

はじめに

序章 「情報とは一体何か」

1章 情報を「入手する」

2章 情報を「見極める」

3章 情報の「非整理術」

4章 情報を「噛み砕く」

5章 情報を「生み出す」

6章 情報を「活用する」

特別章 成毛眞の「情報」個人史