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【69冊目】『燃ゆるとき』→もっと早く読めばよかった、東洋水産の話

燃ゆるとき (角川文庫)

この本面白すぎですよ!もっと早く読めば良かった!

購入したまま、ずーーーっと読んでなかった本でした。

 

東洋水産の物語

最初はほとんど何の本かわからなくて読んでました。読み始めたとき、魚屋が大きい会社になって成功をおさめるのかという感じくらいでしたが、全く違いましたね。
これはあの「東洋水産」の物語でした。

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「東洋水産」と言えば、「マルちゃん」「赤いきつねと緑のたぬき」ですよ。知らない人はいないですよね。僕、緑のたぬきと赤いきつね大好きなんですよね。本書を読んでさらにファンになりましたね。カップ麺やインスタント麺は、当分「マルちゃん」しか買いません。(笑)
その「マルちゃん」の誕生話も書かれています。

インスタントラーメンを好んで食べるのは子供だから、子供に親しまれるマークを付けなければ販売促進に結びつかないことが身に沁みてわかっていた販売部門は、新しいブランド名を懸命に考えた。”マンマル・マルトのマルちゃんが・・・”というフレーズは、東洋水産のテレビコマーシャル第一号に使われたものである。当時、即席めんの販売部門を担当していた遠藤がこれを口ずさんでいて、「”マルちゃん”でいこうや。子供っぽくて可愛らしいから受けるんじゃないかなあ」と、なにかの会議で発言したのがきっかけで生まれたブランドである。

何気ない発言からいいものが生まれることってやっぱりあるのですね。ヒントというのは、たくさん転がっているのかもしれません。ただやってみなければ、それが成功するのかしないのかわかりませんから実行することの大切さもわかります。

 

「誠意」と「ヤル気」

「商品は、精魂と愛情を込めて生産販売する気持ちがあってこと育つんだな。ブランド名が有名だからといってそれだけでお客さんがついてくるなどと考えるのは、思い上がり以外のなにものでもないんだ」「物産の連中に聞かせてやりたいですね。いわば社長の好きな誠意とヤル気ってことでしょう」爾来”誠意”と”ヤル気”は東洋水産の社是となった。

何事も思い上がってはいけないということですね。これはうまくいっている時ほど気を付けなければいけないですね。

「誠意」と「ヤル気」いいですね。人間は感情のある生き物ですから。こういうのは自然と伝わっていくと思います。
 

全員セールスマン

「事業本部を統括する営業本部長は俺がやる。文字通り”全員セールスマン”でいこう。
常に社長が現場目線でいたからこそ成功したのかなと本書を読んで思いました。上場してからもそうしていた社長はすごいなと思いました。
そういう現場目線を持ちながらも、きちんと次のことも考えている、そのためにはどうすればいいのか。ということも。現場にいるからそういうことを正確にとらえることができたのかもしれません。
 
<最後に一言>
本書を読んで何よりも感じることが、「社長のリーダーシップ」がものすごいということです。最初から最後まで。「ヤル気」もすごい。ビンビンに伝わってきます。それもこれもこういった考えがあったからだと思います。
「部下を信頼せよ、と同時に部下に信頼される行動をとれ」ということ。また、「命令は必ず遵守せしめよ。しかし自ら不可能なことを命令するなかれ」。さらにもう一つは「指揮官は事前に準備を周到にせよ。指揮官の準備は部下の徒労を防ぎ、場合によっては生命さえも救う」ということである。
この社長は、部下を信頼していたしまた部下からの信頼も厚かった。
命令はするが、自分も一緒になって行動する。むしろ社長が一番行動し、準備も周到であったからこそ、さらに信頼されたのですね。
燃ゆるとき (角川文庫)

燃ゆるとき (角川文庫)

 

 

マルちゃん 緑のたぬき天そば(東)101g×12個

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「赤いきつねと緑のたぬき」のCMといえば、武田鉄矢ですが、この商品の発売当初(昭和53年)から武田鉄矢だといいます。

これには驚きですね!!