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【119冊目】『最も伝わる言葉を選び抜くコピーライターの思考法』ー想像してみることが大事

  最も伝わる言葉を選び抜く コピーライターの思考法

 

本書はコピーライターやコピーライターを目指している人だけでなく、様々な職業の人も読んだ方がいいですね。なぜなら、コピーライターである著者がその仕事の中身等を書くのではなく、どのように考えて仕事しているのかという内容です。

まさしく思考法の話。

広告コピーを書くというという作業には、言葉を「出す」ことと「選ぶ」ことの2つの仕事があるといいます。そして、いいコピーライターは、実はいいコピーを選ぶことができるコピーライターだと。

どうやって言葉を選んでいくのか?僕たちは「選んだもの」に囲まれて生きています。毎日朝から選ぶことの連続です。広告コピーとまでいかなくても、言葉も毎日接するのの。いいものを選びたいものですよね。

そのヒントが本書にはたくさん書かれています。ただ、本書にも書かれていますが、こうすれば100%正確な判断ができるものではなく、著者がどう考えて、どう悩んで、書いて、選んでいるのかという思考法を参考にすることで少しでも選ぶことの参考になると思います。

 

想像力が重要

コピーライターに必要なのは、文章力ではないと思っています。必要なのは想像力です。どれだけ相手のことを思い至れるか。その思い至る量で、伝わるかどうかが決まるのです。

本書の至るところでこの「想像力」の重要さが書かれています。

例えば、コピーライターに向いていない人という話で、3つ挙げています。

・駅の通路などで、閉じた傘を持って歩く時、傘の先っぽを後ろに振りながら歩く人

・混んだ電車の中でリュックを背中に背負ったままの人

・夜、無灯火で自転車に乗っている人

この3つをみて気づきますよね。要するに自分のことしか考えられず、他人がどう思うか感じるか他人への影響を全く考えない人ということです。

自分のことしか考えることができないというのは、想像力が足りないから。

こういう人がよく「お客様目線に立って」みたいなことを言うのですが、そもそもそういったことを考えることができないのにお客様の目線に立つことなんてできるわけがありません。

 

広告コピーを学ぶには、人の気持ちを想像する力が不可欠なのです。広告コピーを学ぶとは「想像力を鍛えること」と言い換えられるかもしれません。

これは、広告コピーの話に限ったことではないと思います。目の前のこと、その先にあることを想像できなければ、物事の本質にきづくこともできませんからね。

 

クリエイティブな仕事とは?

クリエイティブな仕事とは、芸術家が「わかる人にだけわかればいい」作品をつくって発表することじゃなくて、お客さんに買ってもらったり、好かれたりするには、どうしたらいいかを「工夫」すること、だと思うのです。クリエイティブを日本語でいうと「工夫」です。

この「工夫」というのは、どんな仕事でも重要なことですし、また日ごろから行ってる人も多いと思います。工夫をすることこそがクリエイティブな仕事世の中のあらゆる仕事とはクリエイティブになるということです。

この「工夫」ができないとAIに取って代わられてしまうかもしれません。

 

その工夫をするにも想像力が大事ではないでしょうか。

「もしも自分が、○○だったら」と想像してみる。いろんな職業を想像してみる。どんな職業であろうとも、その顧客は一般人。つまり自分もその一人です。自分がお客さんになって考えてみればいいのです。そう考えると、どんな職業の人にもコピーライターの思考法は役に立つものなのだと思います。

 

☆☆☆☆☆

日ごろから想像力を働かして、工夫をしてみることが重要ということでしょう。

この想像力がない人や工夫がない人と仕事しても全く面白くありません。それは全くクリエイティブではないから。

想像力を大事にして、工夫をして、少しでも最善のものを選んでいきたいですね。

 

 

最も伝わる言葉を選び抜く コピーライターの思考法

最も伝わる言葉を選び抜く コピーライターの思考法