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【145冊目】『マンガで読む名作 ソクラテスの弁明』ー善く生きる

マンガで読む名作 ソクラテスの弁明

 

「ソクラテスの弁明」という有名な言葉があると思いますが、その内容を知っていますか?僕は正直よくわかりませんでした。ぼんやりと刑を受けるときに弁明をしたというくらいしか…。

 

ソクラテスはいつ弁明したか

国家の認めない神々を導入して若者たちを堕落させたとして、アテナイの民主派から不敬罪で告発された。その罰は、なんと死刑。死刑を免れる唯一の手段は、自身の弁明のみ。その弁明を500人の市民から選ばれた裁判官に理解されるかどうか。

そんな中、ソクラテスは一切の妥協をせず、自分自身の信念を力強く表明した。

という話である。その弁明は素晴らしいものであったが、結局は己の信念を全く曲げないことから、刑を受けることになってしまう…

 

その弁明が普通の文章で読んだら(読んだことはないけれども)たぶんかなり難しいものだと思われるが、本書はなんとマンガですからわかりやすく書かれています。

こういった難しめの話の「マンガで読む」のようなシリーズのマンガは要点がまとめられているので本当に全体像を把握するには最高です!マンガですから読みやすいですしね。

 

善く生きる

いくつかイイなというポイントがあったので引用します。

僕たちが大切にしなければならないのはただ生きる事ではなく…

善く生きる事

そうではないかね?

ただ生きるのではなく善く生きる。これができているかどうか、考えてしまいました…

 

ソクラテスは最期に毒杯を飲んで死んでしまうのだがその時の一言。

君達は君達自身を大切にして魂がより善くなるように…

これからも最大限の努力をするのだよ

 

 

無知の知

人間の知恵などわずかな価値しかない

ゆえにソクラテスのように…

自分の知恵など無に等しいと悟っている者…そのような者こそが最も賢いのだと!

 

知らない事を知っていると思い込む事こそ

人間として最も恥ずべき無知なのではないでしょうか

もしも私が…他の人よりも優れていたり賢いというのなら…

゛無知の知”とでも言いましょうか

それは私が死後の世界について「知らないということを自覚」しているからなのでしょう

 

「無知の知」超有名な言葉ですよね。

死についての話から生まれているとは知らなかったです。死がもしかしたら人間にとって最高に素晴らしい事かもしれないのに、まるでそれが史上最悪な出来事だと決めつけて恐れているという前段から入っています。

 

死については、僕はちょっとわかりませんが…

この知らないことを知っているかのように思い込んでしまっていることは、多々あると思うので気を付けなければ!と思いましたね。

また自分自身の知恵を過信してもいけないですね。

ホリエモンの本でも(どの本かも忘れてしまいしたが)、ちょっとニュアンスが違うかもしれませんが、アイデアになんかに価値がない、自分が思いつくことなんて世界には思いつく人はたくさんいる!というようなことが書かれていました。

うぬぼれてはいけない、と。

 

 

☆☆☆☆☆

いい本でしたね。『ソクラテスの弁明』。マンガだけでなく普通の本でも読んでみようと思いました。

ただ生きるのではなく善く生きること

善く生きるために最大限の努力を

いい言葉ですね。

 

マンガで読む名作 ソクラテスの弁明

マンガで読む名作 ソクラテスの弁明

 

  

ソクラテスの弁明・クリトン (講談社学術文庫)

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