今が大事

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【152冊目】『読書という荒野』→熱量がビンビンに伝わってくる

読書という荒野 (NewsPicks Book)

 

幻冬舎の創業者、見城徹さんによる本。

 

自己検証、自己嫌悪、自己否定の3つ

 

「自己検証、自己嫌悪、自己否定の三つがなければ、人間は進歩しない」

自己検証とは、自己の思考や行動を客観的に見直し、修正すること。

自己嫌悪とは、自意識過剰さや自己顕示欲を恥じ、自分のずるさや狡量さ、怠惰さに苛立つこと。

自己否定とは、自己満足を排し、成長していない自分や、自分が拠って立つ場所を否定し、新たな自分を手に入れることだ。

 

自己検証が大事というのはよくいわれるが、自己嫌悪、自己否定を大事にというのは珍しいのではないでしょうか。

成長するには、とにかく自分を甘やかしてはダメということ。

読書をすることによって、自己検証、自己嫌悪、自己否定を繰り返し、情けない自分と向き合ってこそ現実世界で戦う自己を確立できるのだという。

まだやれていなことに対し、自己嫌悪、否定をし、今の自分に満足することなく前に進むことが大事ということ。

 

言葉の重要性

人間と動物を分けるものは何か。それは「言葉を持っている」という点に尽きる。

著者はこの「言葉」というものを非常に大事にされていると感じました。編集者の武器もただ一つであり、それは「言葉」だけだと書かれている。

しかし、言葉を選び取る作業はとてつもなく苦しい。どれだけ言葉を尽くしても100%、自分の想いが伝わることはあり得ない。100%に近づけようとするために、無限とも思えるエネルギーを使って、言葉を選択する必要がある。この作業にはいつも、胸をかきむしられる思いがする。

少しでも、相手の心情に寄り添った表現をしたい。正確な単語を使いたい。そのための武器となるのが、読書によって培われる、他者への想像力と語彙力である。

 

言葉を選び取る作業を苦しいとまで表現できるほど、言葉というものを大事にしている。

自分自身の周りのことを考えてみても、読書をしている人は他者への想像力があるなと感じることがおおい。

違う箇所にもこう書かれている。

人間は多様で、さまざまな価値観を持つ。そうした他者への想像力を持たない者に、成長も達成もない。

他者への想像力がある人は魅力的に感じるし、自身も持ちたいと思う。それを身につけるには、地道な読書によって厚くなっていくという。

 

圧倒的努力

本書にはこの言葉が多く出てくる。「圧倒的努力」

圧倒的努力についてかかれている部分を一部引用してみると…

誰だって全盛期があれば、衰退期も必ず訪れる。しかし、ピークを過ぎたあとでも、過去の栄光に浸るのではなく、暗闇でジャンプする。圧倒的努力と覚悟を持てば、どんな逆境からでも巻き返せる。

 

よく僕は「圧倒的努力をしろ」と言う。(中略)

人が寝ているときに眠らないこと。人が休んでいるときに休まないこと。どこから始めていいかわからない、手がつけられないくらい膨大な仕事を一つひとつ片付けて全部やりきること。それが圧倒的努力だ。

 

努力は圧倒的になって初めて意味がある。

 

この言葉を読んでいるだけで圧倒されてしまったのは僕だけでしょうか。

これほどの努力を自身ができているのか…

今の時代、「努力」という言葉が遠いもののように感じるがそんなことは関係ない。成長するためには努力が必要なのだ。ただの努力ではない、圧倒的努力が

 

 

☆☆☆☆☆

本書のタイトルは『読書という荒野』であるが読書論とかそういったものの本ではない。読書をすることによって、自分の考え、思考、人生、生き方に影響を与えるというもっと大きな話だ。

「熱い」気持ちがビンビンに伝わてくる本書。熱量の塊のような本書、間違いなく読んだ方がいいですよ。

そして、たぶんこう感じるはずです。

もっと読書をしたい。もっと努力をしたい。

 

読書という荒野 (NewsPicks Book)

読書という荒野 (NewsPicks Book)

 

 

 

たった一人の熱狂 (幻冬舎文庫)

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